目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

回顧242【気持ちが通じること】

2016年9月は悶々とした時間が多い それはそれとして、母の調子がいい時はこれまで通り外出練習を重ねる 介護施設利用の選択肢が閉ざされたからには、もう、N病院への口腔リハビリ通院は行けないある日の外出で、とてもよくしてもらったSTのA先生に会おうと…

回顧241【すれ違い】

見学翌日、現在母が入院しているK病院ソーシャルワーカーと話す。 ソーシャルワーカーさんの立場も理解しているつもりだ。入院3ヶ月を過ぎたから、1日も早く退院させなければ…という焦りも強く感じ取れる。 転院出来るまでに回復したのだから感謝の気持ち…

回顧240【療養型病院②】

看護師さんとの何気ない会話、リハビリ中のやりとり、離床して病室を出てから会う他の患者さんとの挨拶が、植物状態の母にはとてもいい刺激だ 些細なことでも、毎日の励みになっている✨でも、もうこの場所には居られない。 せめてこの環境に近い所に移りたい…

回顧239

2016年9月。台風前☔。 気温も下がり母の調子もいいので外出願いを出す主治医のT先生は私が無理をしないと信じてくださっているのか、外出願いを申し出ると即、許可を出してくれる時間を有意義に使えてとてもありがたい ちょうど兄も来てくれたので兄に運転…

回顧238

大雨の翌日、涼しい風が心地好い✨ 母の調子も良いので午後二時間の外出許可をもらった☺️普段通りにベッドにリクライニング♿を寄せて移乗の準備をしていたら……腰を痛めてしまった母の身体を支えている時じゃなくてよかった外出は諦めようかと一瞬思ったが、暫…

回顧237

朝夕は随分涼しくなった8月下旬😌 母が電気毛布をかけられている👀 今朝も体温が下がったのだろう。面会時には回復していて、手厚く看護してもらっているのがひしひし伝わる😌 母に声をかけ、髪をとかし、化粧水をつけ、手足をほぐしていると喉元からゴロゴロと聞…

回顧236【療養型病院①】

自宅を出て、山に挟まれた道路をで30分弱の病院へ。名前は知っていたが、訪れたのは初めて。「ここにお母さんが転院したら…」とシミュレーションしつつ院内へ。受付で見学希望を申し出ると、まもなく師長さんが来られ、快く応対して下さった。診察室や検査室…

回顧235【資格】

昼食の半固形ラコールの胃ろう注入も任せてもらえて、お散歩時間も確保出来、毎日の面会が楽しく、励みになる😃 いろんなことがあり、あっという間にもう、お盆外出許可をもらい家族そろってのお墓参りも叶った外は酷暑なので無理はせず、母と私は車中で手を合…

回顧234【おうち🏠】

2016年8月 ♿への移乗もひとりで出来るようになり、母の調子と看護ケア、リハビリの時間に支障がない範囲で院内散歩を楽しむ日が続く ESBL感染症の検査結果が良好ならば外出したいと申し出ていたら、早速、外出許可が出た☺️「無理せず安心してお出かけ出来る…

回顧233

2016年7月下旬 代謝がよくなったのか、母の爪が早く伸びるようになった 日替わりの担当ナースが多忙な時は離床出来ないてきぱきと動き回るナースに頼むのも心苦しく、自宅でやってたように私だけで♿移乗してみようと思った☺️ しかし、院内で落下事故を起こす…

回顧232

ESBL感染症の治療のおかげで安定した日が続く😄 この2ヶ月、口が閉じれない程の呼吸困難や痰の吸引もあったのが信じられないような穏やかな表情と、「コクン」と喉を鳴らして唾液を飲み込む音が嬉しい発熱で入浴も遠退いていたが、やっと許可が出た浴室から戻…

回顧231【感染症】

2016年7月2週目微熱の母。 口腔ケアでは上手に舌も動き、化粧水でお肌を整えると気持ち良さそう表情は穏やかだその翌日も同じように母の傍で過ごしていると見慣れない職員さんに呼ばれ、別室へ その職員さんは感染症対策室のスタッフさんだった。母は『ESBL…

【感染症】

2020年。パンデミックが起き、世界中が激変しました。 このブログは、それ以前の出来事です。現在とは医療体制も日常も違いますが、事実として実際の過去として今後も綴っていきます。