目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

回顧240【療養型病院②】

看護師さんとの何気ない会話、リハビリ中のやりとり、離床して病室を出てから会う他の患者さんとの挨拶が、植物状態の母にはとてもいい刺激だ😊
些細なことでも、毎日の励みになっている✨

でも、もうこの場所には居られない。
せめてこの環境に近い所に移りたいと願いながら、二つ目の候補の病院を見学に行く。
市内の外れのKU病院は🅿️狭い😥♿で院内の出入りもちょっと不便だ😖高齢者患者が多いと聞いていたので意外だった😓
受付で見学希望を申し出るとソーシャルワーカーさんが快く案内してくださった。説明も細やかで「このソーシャルワーカーさんには何でも相談しよう。」と第一印象で感じた。
離床の練習を続けていて、可能な限り外出したい、吸引も自宅に帰るためには普段からやっておく必要があるからやらせてほしいなど、ひとつひとつの要望に具体的に応えてもらう。
そして、先方から、大事な確認がなされた。
「人工呼吸器の装着(設備がない)と、診療時間外(医師一人体制)の救急対応🏥🚑は出来ない。」と…。
呼吸不全と心不全を発症している母が、もし、時間外に急変したら……⁉。
大きな不安がのしかかり、俯いて一礼するのが精一杯だった😢