目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

回顧112

アクシデントもあったが、熊本に無事到着 オムツ交換も兄が協力してくれる。 ♿がフラットになるから体圧分散もしやすい。二時間遅れの胃ろうも順調だ✨ゆっくり休憩してからは大好きな空港へ✈️ 間近で眺める飛行機の離着陸と青空✨ 贅沢な時間だ⌛ そして、それ…

去年と違う『仰げば尊し』

で、卒業式の話題があった。 今は「仰げば尊し」を唄わない学校もあるという。時代の流れだろう。私が卒業してきた学校では定番だった。 難しい歌詞を深く理解することもなく、ただ、厳かな曲調に強く惹かれ、自然と涙を流してきたそれが、今年は違う。昨年…

回顧110【臨機応変】

9月下旬の定期受診 母は穏やかな日が続いていて、待ち時間にはのんびり️をお散歩♿遠くからの音が聞こえ、「また旅行しようね」と語り合う主治医のT先生は診察室に入るところから母の様子を把握して下さり「順調ですね今のおくすりを続けましょう✨」と、簡潔…

回顧109

熟睡した母と私は、お出かけしたくてウズウズあいにくの☔だが、とても人気のあるT市の図書館に行こう‼️ カフェも併設されたその図書館は利用客が多いし、勝手もわからず駐車場から戸惑った無事、入館して♿で巡る 母に外国の写真集や絵本を見せたり自分の興味…

回顧108

8月末。 ショートステイでの入浴後の母の水分補給 先日の野菜ジュースは苦手だったようで、一口だけだったが、その日の紅茶は何口も吸ってくれたスポンジで吸い、ゴクッと喉を鳴らして飲んでいる。美味しそうな嬉しい音そのかわいい口元を見せたくて写真を…

震災から8年

8年前は、母と一緒にテレビの報道番組を見ていました。津波の様子に、母は「かわいそうに…こわかろうに…」と何度も呟いていました。その頃から母の体調が乱れ出し、その後の6月には植物状態になりました。でも、東北の復興に励まされるように、母も回復し…

回顧107【視点】

2013年のお盆も母と🏠で過ごせた😃 なかなか施設には赴くことのない別世帯の兄も、母が🏠に居るといそいそとやってくる😃そして、不器用な私がどうにかこうにかやっている介護に協力するぞという姿勢を見せてくれる。 私も完璧ではないから、頼み方がまずかったり、…

回顧106

入退院を挟んで約ひと月ぶりの口腔リハビリ。また、通院出来ることに大きな有り難みを感じるひと月の間も、なるべく機会を見て私なりに口腔内の刺激を心がけていたが、先生が「ひと月のブランクがあるようには見えません✨舌筋も唾液分泌も維持出来ていて、す…

回顧105【楽しみ方】

7月末、連日猛暑 娘の帰省に合わせ、ケアプラン通りに二泊三日の在宅介護。2ヶ月前のHTB以来に、出かける 室内で過ごせるように隣市の科学館へ。️から館内までに気温差があるので、日傘とひんやりタオルも準備した夏休みの科学館は小学生の声が飛び交い賑や…

回顧104【復活】

14日目、酷暑の中、退院 久しぶりの♿と自家用車の振動で、施設までの帰り道は私の方が緊張していた外気との温度差にくれぐれも慎重にとお願いしていたおかげ、施設内も快適で自室のベッドに休むとウトウトしている母だった 職員さんが口々に「おかえり➰」と言っ…

回顧103【嬉しい驚き】

入院10日目。 母の傍に居たら内科の主治医に呼ばれた。 ドキドキしての前に座り話をきく。 「点滴治療が済み、観察期間に入ります。もう少し先と見込ほ、んでいましたが、予想以上に抗生剤の効果も早く出ました。今朝の血液検査が正常値にまで回復されました…

回顧102【ほうかしきえん】

週明けの入院五日目に経管栄養が始まった✨ 久しぶりの食事に母もほっとしただろう主治医の先生と話す機会があり、蜂窩織炎という病名を教わった。お尻に小さい傷があり、それを中心に腰から太もも辺りにかけ、赤く膨張していたのが、今はきれいに引いた、そ…