目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

回顧254【ワクワク】

2016年10月半ば 福岡に住む娘から「真っ白のもふもふの仔猫を譲ってもらった」と知らせがあった警戒心が強く、なついてくれるまで時間がかかりそうだが、ケージやトイレの準備が楽しい仲良くなれたらいいなあ☺️ワクワクする10月下旬は地元の秋祭りだ 母も好…

回顧253

リハビリが再開され、母が離床しているのがとても嬉しい😃♿で窓辺に移動しての日光浴も駐車場までの散歩もとても心地好い😊 翌週には、体調が落ち着いているのを確認して外出許可をもらい、一時帰宅🏘️。 庭先の大きな金木犀の香を母と一緒に楽しむ✨こうやって、何…

回顧252【決断】

2016年10月10日。 母は1リットルの酸素吸入をしているものの、表情も穏やかで手足の緊張もないスキンケアとマッサージが今日、出来る限りの母との時間11日、通常診療が始まり、早速、主治医のT先生の指示のもと、脳外科病棟へ引っ越し。出戻りの身には少々、肩身…

回顧251【選択】

2016年10月9日、日曜日。朝。 長期療養病床の母のもとへ急ぐ。無事だった。熱も下がっている。師長さんに呼ばれ、転院希望の確認をされた。具体的な言葉はなかったが、「転院せず、ここの病院に残れば今後も同じ対処がなされる。転院すれば、病院の方針に馴…

回顧250【高熱】

転院3日目の土曜日。 外来診察が終わる頃を見計らって病院へ向かう。大部屋の一角のベッドに居る母に声をかけ、手を握ると熱い‼️顔も紅潮している。頭部はアイスノン。「肺炎」の文字が頭の中をぐるぐる走る。看護師さんから「39℃の発熱だったので解熱剤入…

回顧249

翌日、10時からの面会時間を待ちわびて母の病室へ向かう。 窓際のベッドに居ない…。通りかかった看護師に尋ねると詰所に一番近い部屋に移っていた。心電図モニターもない故に、目の届きやすいとこに移されたのだろうと推測する。 先ずは、母が無事でよかった…