目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

回顧289

ウィーニング開始から一週間経過。 いよいよ、24時間離脱に挑戦だ 心の中で、一瞬一瞬、母を励ます毎日 離床、ドライシャンプー、マッサージ、読み聞かせ…。その日に出来ることを続ける 窓辺で日光浴♿をするのが一番の楽しみ✨ 爪もよく伸びるようになった 職…

回顧288【実現】

翌日、母の姿を見て、絶句……✨ なんと‼️人工呼吸器から離れ、人工鼻の酸素投与に変わっている✨ 心電図モニターの心拍数は少し高いがspo2は平常驚いて、あんぐりとしていたら、担当看護師が来て「すぐ、わかりましたか⤴⤴ビックリしたでしょう今朝、主治医のT先…

回顧287【チャンス】

3月中旬 母にの読み聞かせをしていると、担当看護師さんが嬉しそうにやって来た 「痰の吸引の許可が出ました✨師長も賛同です。看護師が見守って、鼻と口の吸引なので一緒にやっていきましょう」と言われた きっと、看護師さんの手間を増やしてしまう。それ…

回顧286

数日後、いつも通り、面会に向かう廊下でソーシャルワーカーさんに会った 対応についてのお礼と、病棟の皆さんから、よくしてもらってると話す 「精神的な安定が治療にも大事です。色々ありましたが、結果的によかったですねみんなで応援してます」と言葉を…

回顧285

2017年3月 朝、病院からの電話が鳴り、少し緊張した。 主治医から「血液検査で貧血の数値が出ました。輸血を考えています。」という内容で、家族の同意を得てから準備に入るそう。 バタバタと支度を済ませ、母の病室へ行く。T先生が来られ「動脈硬化改善薬…

回顧284【応援】

2017年2月末 面会に行くと、母のベッドが移動していた。人工呼吸器と心電図モニターが定位置になり、今後に備えての動線確保のようだ 医師、看護師、理学療法士、栄養士…沢山のスタッフが、やりやすく改善してくれるのは喜ばしい そして、昼食には、約3ヶ…

回顧283【人間味】

転院2日後、日曜日😄 母は安定🙆のんびりと母のベッドサイドで📖を読んでいると、T先生が来られた😊 母に声をかけた先生は、左足の靴下を脱がせ、かかとの傷を私にも一緒に見るよう促された。「褥瘡は左下肢閉塞性動脈硬化症によるもので、治癒困難と考えてます。壊…

回顧282【達成】

転院当日。 朝まで荒天だったが徐々に晴れ間も広がった⛅ 天候不良で中止にならなくてよかった… 今日の母の体調はどうだろうか… 無事、地元まで帰って来れるだろうか… と考えながら、J病院までの運転だった。 今度、この道を通るのはいつになるのか…母はピン…

回顧281

総師長に言われた言葉に深く傷付き、一刻も早く、J病院から離れたい気分だった最初は、ここが最適と信じきって入院を決めた病院。母もそれを信じてくれたことだろう師長との意見の食い違いがあっても、過ごした場所への感謝は消えない気持ちの切り替えスイッ…

回顧280

その週末、金曜日は積雪❄️ 母の面会に行けるよう雪解けを待つ。 午後、晴れ間が見えてきた⛅ いつもより時間をかけて会いにいく。 「やっと着いたよ😃」と、母に声をかけ荷物を置こうとしたら、談話室に呼ばれた。総師長が席に着いていて、話が始まった。 「一…

回顧279

片道約一時間かけての面会も貴重な経験に思えてきたK病院から受け入れの返事があった翌週、J病院での面談が設けられた。 そういえば、担当医と会えていない。てっきり、担当医からの説明を聞くのだろうと思い、兄と二人で面談室へ入る。 そこには、ソーシャ…

回顧278【次の目標】

K病院での面談が済み、明るい気持ちで母のもとへ急ぐ J病院のソーシャルワーカーに面談の感触を尋ねられた。 率直に気持ちを話せたこと、そして面談を設けてもらえたことにお礼を述べた。 そして、『家族が住む地元での褥瘡治療を望みます。』と伝えた 久し…

回顧277【意外な展開】

翌日、母の病室へ入るとすぐ、ソーシャルワーカーから声をかけられた。 「近日中にK病院へ面談に行って下さい。」……驚いた。 放り出されるのか、自分で転院先を交渉してということか…⁉️頭の中でいろんなことが浮かんだ。 「どういうことですか?」と問うと、…

回顧276【決心】

2017年1月下旬❄️ このひと月の変化は大きい。 日頃、なかなか面会に来れない兄と娘にも、褥瘡を知らせていたが、実際見た時には相当ショックを受けていた。ガーゼをそーっとめくって、そこに現れたキズは500円硬貨程に大きくなっていて、一部は真っ黒私自身…