目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

回顧274

かかとの褥瘡を知らされてから、とにかく経過が気になる。布団をめくってみても「このクッションの当て方は除圧してあるとは言えないなあ」と落胆することが続いた。
それを踏まえ、ソーシャルワーカーに訴えた。患者家族として、感情は抑えたつもりだが、若い女性のソーシャルワーカーの困惑の視線を浴びて心が痛かった。
病棟のベテラン看護師長は「今まで担当した患者さんに褥瘡を作ったことはない。まだ初期だから除圧で治癒するレベル。」と言う。なんだか…矛盾を感じるが、それを鵜呑みにすると、この、母の褥瘡は母自身からの意味あるサインなのかと解釈したくなる。

血流をよくすれば改善するのではと、五年半続けてきたように、ゆっくりマッサージをしよう😌母の回復力を信じよう😌

人工呼吸器を装着してから入浴なく、清拭と髪はタオルドライしかない😢同室の患者さんの入浴、更衣の時は談話室で待つのが決まりだが、そこの書棚に『人工呼吸器の管理』の本が数冊あるのを見つけた。医療従事者向けのその本は専門用語が多く理解するには程遠い。
しかし、その中に『ウィーニング』という項目があり、読み進めると、転院前にALSの患者さんから聞いた『離脱』のこととわかった✨かかとばかりに神経を尖らせていたが、この『ウィーニング』についても、是非説明を聞きたいと思った☺️
先ず、状況把握しなくては。