目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

回顧272

転院して1ヶ月。
見学時に得た感触とは違うことが続き、追い詰められたような不安が消えない。このままでは自分が挫けてしまう……。話を聞いてもらいたくて、迷惑を承知で、元かかりつけのK病院のソーシャルワーカーを訪ねた😌
ロビーの一角に座り「新しい病院で楽しくやってますか?」と柔らかく声をかけてもらったが、話す内に堪えきれず泣いてしまった。
低栄養状態、人工呼吸器装着、心不全の治療がなされないこと……。

ここで話したからと現状が変わるわけではない。でも聞いてもらったことで気持ちが落ち着き、母には平常心で面会できそうだとお礼を述べると「T先生に会いませんか?」と言われた。思いがけない配慮がとても嬉しいが、「先生には、元気でやってる姿を見せるのが目標なので今日は会いません。」と告げると、頷いて「そう言うと思いました。」と言われた😊ずーっと相談に乗ってくれていたソーシャルワーカーさんは、さすがだ✨

気を取り直し、母のもとへ🚙💨
少し冷静になった私は母の全身をよく観察した。手足が細く、かさついている。頬も薄くなった。それでも、スキンケアをしているとまぶたが動き、口元もモゴモゴしていて「頑張るぞ💪」と言ってるようだ😊

十日間、補液の点滴が続いていた右手から、左足に変わっているのに気付いた。その左足はむくんでいるようだけど…?これでいいのか?かかと辺りに、微妙な赤みもあってクッションの当て方を変えてみたりした。
点滴が入っているからあまり動かせない。
この赤みは、気になる…。祈るしかないのか…な…?
また新たな不安が生まれてしまった😓