目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

回顧273

2017年1月中旬。午前10時。
母を訪れると経管栄養が再開していた👀
約2週間ぶりの胃活動😌ゆっくり、ゆっくり流動食が落ちている。「どうか無事に栄養が行き渡りまさように」と祈り、母の手を握る。見守るしかない、と診断されたがここまで回復してくれたことに感動✨
翌日も順調に滴下している。まだ一食だがその一食を五時間程かけているそう。
午後にはベッドまで日差しが届き、左腕だけ光合成が出来た🌅
ほっそり、カサカサの手足にも保湿クリームを塗り、顔も化粧水で整える😊
少しずつでも元のリズムに近付けて離床の可能性を増やしていこう😌
次の日は滴下も早くなっていた☺️手足も温かく顔色もいい✨胃活動のおかげか、好転して本当に嬉しい✨
今日、出来ることをやり終え、出勤に間に合うように帰ろうと準備をしていたら担当看護師から声をかけられた。
「見てください」と足元の布団をめくり、母の左足を持ち上げようとした瞬間、イヤな予感がした…。そして、的中。
「注意はしていたのですが褥瘡になっています。すみません、しっかり治していきます。」と頭を下げられた。
赤くなっていたかかとの一部が、内側に水ぶくれのようになっている。
しばらく、放心状態…。低栄養の心配も提言したのに…。これまで床ずれだけは負わせないように頑張ってきたのに…。母に申し訳ない…。
その、看護師を責めても治るわけではない。しっかり治してもらえると信じなくては…。