回顧217【絶句……】
水曜の朝。
こんな時間の📞は、母の異変だと直感する。
ショートステイから発熱の知らせだった。
すぐに母のもとへ駆けつける。
ベッドに居る母の表情があまりにも変わり果てて絶句する……。
こんなに土気色になるほどきつそうで、なんの反応もなくて…
異変の時は🚑救急車を呼ぶように約束したはずなのに、結局は看護師が出勤してからの対応…
改善されていない…
悔しい…
でも、母は今朝まで持ちこたえてくれている。とにかくかかりつけの病院へ行こう。
脳外科診察日ではないので内科受診になった。
約二時間の検査で肺炎と尿路感染症の診断が下り、即入院。
病棟に向かう母は大きく「はあはあ」と呼吸していて酸素マスクが重体を具体化している。
いつもは左の肩口で、たっぷりと唾液が染み込むはずのキャラクタータオルも今日は乾いたまま。内科の若い医師が話しかけてこられ、私がわかる範囲の様子と、ショートステイの看護師が経緯を説明し、点滴治療が始まった。
顔見知りのナースが処置をしてくれる。
つい、無反応なことが不安だとこぼすと「きっと高熱でうなされてる状況だろう。熱が下がれば戻るのでは。」と励ましてくれる。
私はただ、手を握り、背中をさすってやるしか出来ない。
それでも耳は聞こえるんだ。楽しかったこと、これからの楽しみを明るく話しそう😊
お母さん、頑張ってくれてありがとう😌