目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

回顧170【前進】

2015年6月下旬☔梅雨明け間近。

母は安定傾向が続き、点滴も全て外れ大部屋に引っ越した☺大部屋は人の動きが沢山あって刺激になる🙆

口唇に口内炎を見つけ、先生に相談すると歯科受診を勧めてくれた。以前からお世話になっているU歯科から病室に往診してもらう😄
朗らかな声で母に話しかけてくれる歯医者さんは、すみずみまでチェックした上で、前歯をほんの少し削ってくれた。口腔内を洗浄して、頬を内側や歯茎をマッサージしてくれると、治療中はジーっと先生を見つめていた母が、すやすやと眠ってしまった😊余程気持ちよくて安心したのだろう😪


入院して3週間😊退院の準備が始まった👍
離床や入浴での体調変化を見たり、施設の受け入れ体制も慎重に整えてもらうよう頼んだり。

7月初めには、いよいよ半固形ラコールが登場した😄昼食を私が練習させてもらう💪
プリンのような経管栄養剤を容器に出してシリンジで吸い取り、胃ろうカテーテルへ注入する🍮押し入れる圧が強くて右手はプルプル😅

朝食で一度注入した看護師さんがつきっきりで教えてくれるが、ベッドのアチコチを汚してしまい、二人で試行錯誤🤣
母にとっても液体以外は初めてなのでなるべくゆっくりと注入したが、やはり滴下よりずいぶん早く済む😊

排便のリズムや消化に支障がないか、観察すべきことは多いけど、注入時間が短いので便利なことは確かだ💡

色んなことが平行して前進している👣