目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

回顧222

意識表示がほとんど出来なくなり、呼吸も乱れる母は、痰吸引が増えた。
この状況ではショートステイに戻れない。その場合を想定し、ケアマネさんと多機能ホームの見学に行く。
車で10分程、住宅地の一角にあるそのホームは♿での移動には狭いと感じるが、民家の雰囲気があり、24時間痰吸引の対応が可能なことが安心材料だ。
現在のショートステイに拘らず、次の場所を探すことも立派な前進だ👣

母の手足をほぐしながら、そのホームの印象を語る😊
自宅から歩いて行ける距離。いつでも会える。毎日会える。もっと状態が回復したらショートステイに戻れるかもしれない。

「道は、まだある」そんな希望を胸に秘め、ショートステイへ話し合いに行く。
管理者と介護主任と介護リーダーと対面に着席し、今回の経過を確認し、医師の所見を告げると施設側は驚いている様子。……落ち度は認めているようだが管理者からは「以後、気をつけます。」の一点張り。
……以後がないかもしれないのに、この言葉に矛盾を感じてしまう。
この言葉だけで、どう納得していいかわからない……。