回顧41【正月三が日🎍】
母の寝息とエアマットの音が響く、静かな年明け🗻🌄日常のケアをひとつひとつこなして、母の体調を把握する。
年越しそばの出汁を吸ってくれた🍜
お屠蘇を舌に垂らすと上手に舐めてくれた🍶
経管栄養ラコールには、おせちのイラストを描いて注入した🍣
家族揃って、去年と同じお正月。
初詣や初売りに出かけるみんなを見送って、私と母がお留守番🏠その間に清拭や口腔ケア、マッサージしてのどかに過ごす😃でも……『一緒に出かけたいねぇ😊』と話しかけている私。
介護タクシーに電話してみると、数日間は予約で一杯らしい。そうか…予約が出来るのか…
家に帰ることしか考えてなかったもんなあ…
♿に移り窓辺で日向ぼっこ☀️光合成が出来れば充分と思っていたのに次々に欲が出る(笑)
『這えば立て立てば歩めの親心』の心境👣
回顧39【クリスマスは自宅で】
尿路感染症も落ち着き、5日後には元のリズムに戻れた☺
日に日に寒さが強まり、お散歩には躊躇して、窓辺の日向ぼっこが日課になった😃
職員さんとも、一層信頼関係が深まるようにオムツ交換や移乗に参加させてもらう。
週2回の入浴は、職員さんがずぶ濡れになりながら二人がかりで母を抱え、浴槽に入れてくれる😌♨️
ケアマネさんは機械浴が無いことに不安を述べていたが、私は、赤ちゃんの沐浴みたいな人の手による入浴が有り難かった😃
12月23日には『自宅でクリスマス🎄✨』の目標実現のため、母の乗ったリフト車を待つ😃
近くに住む兄夫婦も揃って、母を囲んで賑やかなクリスマス🎄✨あったかい食事を前にした兄は、胃ろうの母に遠慮して箸がすすまない様子😊私は兄に、「自分なら、子供には腹一杯食べろと言うんじゃないかな。その方が親として嬉しいと思う😊」と生意気にも説得し、楽しい宴に向かわせた☺
そんな家族の様子をおおらかに見守っている母の穏やかな表情にみんなが喜んだ、幸せな1日だった🎄✨
回顧38
三日目の朝も穏やかに目覚めた☺
母のモーニングケアとバイタルチェックと朝食(胃ろう注入)もずいぶん手慣れ、施設からの迎えを待つのみ。
家にずっと居てほしいと強く思うものの、初めての在宅介護二泊三日は気が張っていて、自分の睡眠は少なかった。小刻みでも母を連れて帰ろうと自分に言い聞かせ、施設のリフト車に乗り込む母を涙ながらに見送る。
母を送り出した部屋はガランとなって、暫く放心状態😵娘を嫁に出した心境に似てるかな、とぼんやり考えていたら、施設からの電話が鳴った。
バイタルチェックしたところ発熱が見られ、病院受診するから来て下さいとの連絡だった。
主治医のT先生が診て下さり、在宅介護に挑戦した様子を話し、すぐ検査して尿路感染症の診断だった。下痢が続いていて、自宅での陰洗が不充分だったようで、母にはきつい思いさせて申し訳ない😭
下痢をどうにか止めたいのだが、先生も便秘の心配もあって、迷っているとのこと。経管をゆっくりするとか工夫を話し合い、抗生剤点滴と投薬をしてもらって施設へ戻る。夕方にはずいぶん熱も下がり反応もよくなった。
施設の対応も知れたし、T先生の素早さも相変わらずだったし、今後の参考として、実りのある1日だった。
回顧37
在宅介護二日目。無事に朝を迎えた☺
深夜には左手のパタパタでオムツ不快を知らせてくれた母💡
娘と私は、半年間の空白を挽回するかのように、すぐ傍で横になり、母の寝息を夜遅くまで聞いていた😃
朝イチのバイタルチェック異常なし👍
娘と協力してオムツ交換も出来て爽やかに母の胃ろう注入開始💉
私達も介護ベッドの横で賑やかな朝食🍞☕
朝日眩しい冬の晴れ間☀️
掃除、洗濯、食器洗い、新聞読んだりワイドショー📺
ささやかな日常😊
ありがたいと実感😂とても嬉しい✨
生活音を聞かせたい
食べ物の匂いをかがせたい
庭を見せたい
家族のぐうたらを感じさせたい
…全てが叶った😊
『今日が最期の日かもしれない』は、いつも
頭の片隅にある。反面、強い母を信じ「在宅介護は私達でも出来るから、クリスマスもお正月もずっと一緒に居ようね😊」と約束した😃
目標を達成する毎に更新していく。
その日も一生忘れられない日だった✨
娘の協力があってこそ💪ありがとー😉👍🎶
回顧36【在宅介護】
前日までに、介護ベッド、エアマット、玄関のスロープ、胃ろうの器具、オムツ用品、血圧計などを準備した☺
(赤ちゃんを迎えるように😃)
12月10日、今冬一番の冷え込み予報を聞き、急いで母の防寒具を届け、送迎リフト車の到着を家で待つ🙆
娘と私は半年間の集大成を発揮出来るか不安を持ちながらも、母の帰宅を夢のように喜んだ✨
リフト車から降りた母と玄関に入り、三人で「ただいまー🙋」
車イスをベッドに沿って停め、私が頭元、娘が足元の敷きタオルを握り、初めてのベッド移乗をした。息が合わず、引きずるようになってしまったが、反省する間もなくオムツ交換。レンタルのエアマットは想像以上に深く沈み込み、母の身体を一定に保つのが困難で、介助の娘も右往左往😅😅
それでも、お昼は母の胃ろう注入の傍で、賑やかな食事が出来て、夢を叶えた😌
午後は三人でお昼寝😪
母の左手のパタパタする動きは、オムツの汚れを知らせてくれて、二回目のオムツ交換✌
少し上手くなった😊✌
在宅介護初日はあっという間だった⌚
胃ろうとオムツ交換と口腔ケアとマッサージ。
やってみたかったことが現実になった😌
母の寝顔を🏠で見れるのは、
こんなに幸せなんだなあ😊😂✴
回顧35
入所翌日、昼前に施設を訪問した。
介護計画表では、4日後の帰宅に備えて、看護師さんの胃ろうと介護士さんのケアを見せてもらった☺
入院中から下痢が続いてて陰部洗浄が欠かせない、レンタル開始の車椅子が窮屈そう、移乗や体交も力強く一気に動かすこともある…新しいことに、母もそわそわと左手が動くし私も緊張した。
でも、母の分まで笑顔と明るい声で乗り越えてきた自信を思いだし、職員さんの個性に合わせて打ち解けていこうと切り替えた☺
この近さで、重度身体障害で介護度5、胃ろう管理を受け入れてもらえたことはとてもラッキーなんだ💡
母の介護については、他人に合わせてもらうより、自分が合わせた方が前に進めた👣