目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

回顧38

三日目の朝も穏やかに目覚めた☺
母のモーニングケアとバイタルチェックと朝食(胃ろう注入)もずいぶん手慣れ、施設からの迎えを待つのみ。
家にずっと居てほしいと強く思うものの、初めての在宅介護二泊三日は気が張っていて、自分の睡眠は少なかった。小刻みでも母を連れて帰ろうと自分に言い聞かせ、施設のリフト車に乗り込む母を涙ながらに見送る。

母を送り出した部屋はガランとなって、暫く放心状態😵娘を嫁に出した心境に似てるかな、とぼんやり考えていたら、施設からの電話が鳴った。
バイタルチェックしたところ発熱が見られ、病院受診するから来て下さいとの連絡だった。

主治医のT先生が診て下さり、在宅介護に挑戦した様子を話し、すぐ検査して尿路感染症の診断だった。下痢が続いていて、自宅での陰洗が不充分だったようで、母にはきつい思いさせて申し訳ない😭
下痢をどうにか止めたいのだが、先生も便秘の心配もあって、迷っているとのこと。経管をゆっくりするとか工夫を話し合い、抗生剤点滴と投薬をしてもらって施設へ戻る。夕方にはずいぶん熱も下がり反応もよくなった。

施設の対応も知れたし、T先生の素早さも相変わらずだったし、今後の参考として、実りのある1日だった。