目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

回顧228【孤立感】

2016年6月下旬。
退院後に入所させてもらう多機能ホームとの三者面談が設けられた☺️
いよいよ新しい生活が始まる🌱
見学した時からイメージを持ち、心構えは出来ている😃
具体的な日程や準備物等、話はスムーズに進むはずだ😄歩いて行ける距離のホームで本当によかった…😌

相談室へ入るとケアマネさん、ソーシャルワーカーさん、ホームの施設長と職員さんが着席されている。私が挨拶をして着席すると誰からともなく「今回は見学してもらったホームではなくM町の方で受け入れることになりました。」と話が始まった。
……えっ⁉⁉
私にはその内容の話が全く吸収出来なかった😵
動揺しながらも変更理由を聞きたいと言うと、皆さんは既に承知しているとわかった。
『そうか…患者と患者家族のいない所で計画が変更されていたんだ……この席に座っている私は孤立無援だ……』と感じ、いたたまれず部屋を飛び出してしまった。

孤立感、孤独感、疎外感がジクジクと広がり、泣くことしか出来なかった。

泣いて、頭を冷やしたところに別のソーシャルワーカーさんが声をかけられ、私なりの感情を吐かせてくれた。
「計画の変更が必要なら早く知らせて欲しかった。大事な家族は信用する人に託したい。今回、レベルダウンしたのは施設の過失もあったのだから余計に信頼性を重視していることはケアマネさんも知ってるはずなのに、とにかく残念でたまらない。気持ちの整理がつくまで時間が欲しい。」……大きく頷いて下さって救われた😢