目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

回顧14

転院して8週目の頃、母も私も環境に慣れ、母の左手は以前より活発になっていた。
経鼻経管栄養のチューブに違和感を感じ始めたのか、時々大きく顔の前で左手を振り、チューブが抜けそうだった😱
そんな時、私の左手と母の左手を組むと指相撲をしてくれた👍
ガッチリ組んだ手をじーっと見つめ、親指を巧みに上下してくれる。とても愉快な時間😊

玄関先の散歩中、すぐ近くを電車が通った🚃
一時間に一本あるかないかの一輌編成😄
駅が近いせいでガタンゴトンとやわらかい線路の音が心地好く、また、楽しみを見つけた😆

2回目のカンファレンスでは、反応がよくなってきているので、向上を願って今よりも離床をさせてほしい、と申し出た。病院の都合も勿論わかるが、カンファレンスでは遠慮するのがもったいなく、素直に希望を言わせてもらった。

翌日、母の部屋に行くと、対面のベッドに移っていた👀担当ナースが「右側が視野狭窄で左向きの方が多いので窓が見える方に移りました😄今まで壁ばっかりでごめんねー😌」と声をかけてくださり、昼の経管栄養はナースステーション前の大きな窓辺でやってもらえることになった✨多大な協力に感謝して、きっと家に帰れる‼と自信を持った💪