目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

回顧122【祐徳稲荷神社】

今年初の口腔リハビリ🏥
母には棒付きキャンディ🍭の他にも紅茶やおしるこ、コーンスープをスポンジで吸ってもらったり、プリンやゼリーをスプーンで舐めることを先生に告げると「舌の動きも変わらず上手です👍今年もこの調子で楽しみながらやっていきましょう🙋」と言ってもらえた。

1月半ばには、プールリハビリの施設を母同行で訪問。母の様子から具体的にリハビリの内容や必需品の確認をして、月末に初回の予約を入れてもらえた。
こうやって、新しいことへの準備が楽しい✨
勿論、不安とゆーか、心配は常にあるが、何もしなかったという後悔はしたくない😊

当日を無事に迎えられるよう観察にも気合いが入る💪
そんな緊張感を持っているところに娘が帰省した👩
ぽかぽか陽気に誘われ、3人で祐徳稲荷神社へ出かけた🎶🚗💨🎶
母も一緒に参拝し、絵馬を納めてから参道を巡った。途中♿マークの食堂があり、娘が相談に行ってくれたおがげで、暖かい店内で胃ろうもさせてもらえた。私達は鯉料理をいただき、腹も心も豊かになる時間を過ごした⛩️

母はバイタルも安定しているし、機嫌も穏やかだ✨明日の初プールの準備も出来て、明日は早起きするだけだ🐔
神様にお願いしたから、きっと叶う✨

回顧121

新年7日ショートステイの看護師さんと導尿についての折り合いもつき、気持ちにゆとりが出来た☺

母も好調な様子なので、ドライブに出かける🎶🚗💨🎶
隣のK市の神社へ初詣⛩️今年も鈴を鳴らして祈願することが叶った✨嬉しい😃🎶

その帰り、道の駅に寄ってみた🎵広々としたその道の駅では、母の♿でも動き易く、つい、買い物欲が沸いてくる🤭
店内に入ろうとしたら行列があり、覗くと七草粥が振る舞われていた🍜
私達も頂いて、少し離れたところへ移動し母と一緒に食べる😋母には手持ちのデザート用スプーンがピッタリだ👍母の喉が美味しそうに「ごくっ」と鳴る✨舌の動きもいい👍

美味しい✨嬉しい😃
きっとこの道の駅に来る度に、残像が見える程に幸せな時間だった😌

母が植物状態になってからも沢山思い出が作れる😂本当に有り難い😊🙆😄✌

回顧120【お医者様次第】

2014🎍
今年も家族で新年から賑やかに過ごした☺
在宅介護での尿留置にも少しずつ慣れ、散歩や初売りには尿バッグを紙袋で被い、出かけることも可能だった。母もオムツが濡れる不快感がなかったせいか、毎晩よく眠ってた😪💤💤

1月4日、泌尿器科を受診。
尿臭がなくなったことを告げ、留置を外すのはいつになるかと尋ねると「このような(植物状態)方は尿留置が管理しやすいです。定期的に診ていくからバルーンはそのままにします。」と言われて愕然とした😱😱
疾病があっての処置は納得だが、周囲の手間を省く為の処置は合点出来ない。
カテーテルからの尿路感染症のリスクも高まるし、廃用性症候群のひとつになる。……もやもやしたままショートステイに戻った。
「おかえりなさい😆✨🏠」と言ってもらえて有り難い😊

母の顔を見ていたら冷静になり、主治医に相談すると決めた😌モヤモヤも晴れた💡
翌日には入浴の介助にも加担させてもらえて、やりたかった目標が叶った✨理解あるスタッフさんが居てくれて本当に良かった☺

週明けに主治医の診察予約を取り、年末からの経緯を話してその、かかりつけ病院内の泌尿器科を紹介してもらった💡
スムーズに泌尿器科で受診し、自尿に戻るまで導尿を平行していけば大丈夫と説明され、バルーンを外すことになった。

診ていただくお医者様で処置が違う。
考え方も違う。
きっと私の意思表示や申し出、それについての解釈が違う。

母のためには何回でも誰にでも伝えていこうとあらためて決意💪

回顧119【2013年が暮れる時】

今年も私のママ友達との🎄✨は、母も胃ろう持参で参加した♿賑やかに、いっぱいいーっぱい笑った🤭🤭🤭
みんなとても愉快で優しくて、強い人達。
元気をわけてもらえる友達だ✨

年越し準備で気忙しい28日、ショートステイで母のストレッチをしていたら排便臭があり、オムツ交換を申し出た。しかし、排尿だけだった。明らかに異臭がある。かかりつけ病院はもう年末年始休業で受診出来ない。発熱なく、母の機嫌は普通だ。職員さんに相談し明日まで様子をみてもらう。

翌日の日曜は、異臭が続いているのと、尿量が減っているとのこと。尿路感染症、腎炎、など、病名が頭をぐるぐる🌀
30日まで外来診療されている市内の泌尿器科を受診すると決めて職員さんに付き添ってもらう。その🏥は年末のせいか、患者さんも溢れている上に♿で入るには難所があり、たくさんの方の手を借りてしまい、恐縮だったが、おかげで無事に診察も出来た😌ありがたい✨

検査ではひどく悪い状況ではないが、排尿困難で、残尿が異臭を放っている。そこで、尿留置の処置となった。翌日から四日間在宅介護なので、その留置の管理を教わってきた。これは、初めてのことで戸惑いはあるが大事に至らずよかった😌
母の穏やかな表情に安堵する😊
こうした経緯があって、家族揃っての年越しは一段と幸せに感じた🎍

回顧118【可動床式プール】

2013年も残り半月程🎁⛄🎄
天候を見計らって、🇨🇽イルミネーションを見に行ったり、ほんのひとときの散歩に出たりと、冬ごもりの日々。
「今年もあっという間だったね😊来年はどこに行こうか?😆何かしたいことある⁉️😄」と、母に語りかける😄

話が出来れば計画も早いのだが、母は植物状態でなかなか希望が明確ではない😅

「毎日の生活に家族として楽しみを取り入れ、いつも笑って居られるように工夫しよう」と励まし合う友達も、介護に尽力している同級生だ。
その友達から思いがけないことを聞いた💡

友達Mさんのお母さんが通われているデイサービスは、プールリハビリがあるそうだ。その脇には障害者も安全に利用出来る不思議なプールがあるのを知って、私に見学を勧めてくれた💡

母の状態で利用出来るのか、利用させていいのか、とにかく確かめて、それから主治医とケアマネさんに相談だ😊
もし、私一人での在宅介護プランの日に利用出来れば、また、メリハリのある目標が持てそうだ😃💡

数日後、私だけで見学に行く。片道小一時間🚙

職員さんが詳しく説明して、可動床式プールと特殊浴室を操作して見せて下さった✨
簡易式♿ごとプールに入るので、安全面は極力配慮されているのがわかる😃
(昔のアニメのマジンガーZみたいだ🤭)

母をプールに入れてあげたいと強く思った✨

もしかしたら、誰かの反対があるかも、利用したことで急変するかも、制度上に無理が生じるかも……いろんな考えと、母が水面にプカプカ浮かぶ姿を天秤にかけ、私は行動を起こす💪

先ずは、主治医T先生の許可が必要だ😌
年内最後の定期診察の時に話してみた☺
私「⚪⚪町にある(こんな感じの)プールリハビリを利用したいのですが、先生の意見をお聞かせ下さい😊」
先生「へ〰️‼‼そんなプールがあるんですか⁉️是非、利用して下さい👍無理はしないとわかってますから許可が必要なら許可します🙆先ずやってみることが大事です✨」
…と快諾だった😆😆

そのことをケアマネさんに伝え、来年からのケアプランに入れてもらうように依頼した😌

家族の介護や看病は孤独になりがちだが、いい人達に恵まれている😃

無事に来年を迎えられますように🗓️

回顧117【映画】

娘の帰省に合わせ母と三人で「ペコロスの母に会いに行く」という映画に出かけた☺

母と同年代の女優さんが演じる、認知症のミツエさんや、その家族の生活は現実的で「認知症は大変だ」と思ってしまう。
それでもミツエさんの息子である雄一さんの視点がとても愉快で、介護についての「大変」「お気の毒に」と思われがちな場面を面白く描いてあり大きく共感した☺

そして、雄一さんは介護施設に入所したミツエさんの面会を頻繁にし、一緒に過ごす時間を持たれていた。雄一さんを待つミツエさんとのやりとり、それを見守る職員さんの視線もよくわかり、介護の楽しみかたとゆーか、味わいかたがよく描かれていた。

この映画が一緒に見れてよかった☺
上映中にむせてしまった母と退席したり、♿の背中の圧抜きしたりも思い出の一つ一つだ😂

回顧116

11月中旬🍂
私一人で二泊三日の在宅介護😄
ずいぶん冷え込む日もあり、温度調節が大事な時期。しょっちゅう、母の手足に触れ、体温を確かめる😃

初日の夜、とても穏やかな母は、ぐーっすり🛌
私は何回か起きて体温と呼吸を確認するが、その寝息が可愛らしくて、つい、笑ってしまう☺️

朝はオムツ交換、口腔ケア、胃ろう注入。
テレビの賑やかな音声と、掃除洗濯の生活音の中に母の姿があり、とても嬉しい✨
毎日がこうならいいのに、と思う😌

一人で母をベッドから♿へ移乗し、夕焼け観賞に出かけた🌆
母と眺める夕日はとてもきれいだ✨
あと何回見れるだろう。
「また見に来ようね😃」と母と約束して帰宅🏠
二日目の夜も穏やかな母は、排便もしっかりあって、私の手際もよかったせいか良眠😪

三日目の朝、眩しい程の晴れ間が広がり、二人で近くのダムにピクニック行こう‼️

🚙を降り、東屋までお散歩♿👣
鳥の声や、遠く響くバイクの音を聞いて、空には飛行機✈️が行き交う😃それを眺めながらのストレッチ💪🙆
のんびり過ごす贅沢な時間😌
あっという間の二泊三日、楽しかった✨

楽しかったから、ショートステイに送り届けるととても淋しい😢😢😢

本当の淋しさは、きっと、まだまだ先だ😌