回顧269
転院して2週間。
スタッフの手が借りれない日は離床がない。そこで、「移乗の手間をかけないように私だけでやっていいですか」と、ソーシャルワーカーに相談した。ソーシャルワーカーには、見学の時に日頃の動作とその継続希望を伝えていたから状況把握してもらうのは容易だった。
その日の午後、数人のスタッフが病室に集まり、私だけでの移乗を実演することになった。
スライドボードとスライドシートを利用して上半身と下半身を小刻みにベッドからリクライニング車イスへ移していく。
「いずれ、自宅に帰りたい。そのためには母も私もこの動作に慣れておく必要がある。」ソーシャルワーカーを通じて説明がされていたはずだが、前例がないのだろう、戸惑った雰囲気が広がった。
一応、了解を得ることが出来、感謝の気持ちが湧いてくる。
もうすぐ年の瀬📅
今年はいろんなことがあった。家でお正月を迎えられたら、「終わりよければすべてよし」なんだけどなあ。