目標と達成の積み重ね。

遷延性意識障害の母と過ごした7年を振り返り、今だから綴れるお話です😊

回顧33

ベッドの背面を起こし適正な角度を保ち、注入薬剤や、フラッシュ用の白湯を準備するところから、滴下終了後片付けまで一部始終をさせてもらうようになり、私も少しずつ余裕が出てきた頃、退院日が決まった💡
そして担当看護師さんからは立派な「胃ろう手引き書」をいただいた😂
母のあどけない写真を表紙にして、手順や注意点、日常ケアの仕方をイラストでわかりやすく手作りされたもの📓
「自宅でもお役に立てば嬉しいです😄」と言って下さり、ものすごく温かい気持ちにしてもらった😊
それを、私の娘に見せると、感動していて、自分も胃ろうを教わりたいと言ってくれた。
自分の勉強が忙しい時期なので、いつか覚えてくれたらいいなあと思っていたが、自ら「ばあちゃんのためにやりたい。」と言ってくれたのが本当に嬉しい✨
その申し出に、看護師さんは快く娘の指導もしてくれた😃手引き書があったせいか、娘は飲み込みが早いようだ😊

母もベッドサイドで語らう私達に手を伸ばし、娘の髪をかきあげたり、私の袖のボタンをかけようとする様子が見えて嬉しい😊

12月初めで寒さ厳しくなった時期だったが、心はいつも温かかったのを思い出す✨